都議選いよいよ投票へ~最終情勢は??

いよいよ、明日2日が投票日である。最後の状況整理といきたい。


~結論~

都民系+公明で過半数は確実

都民のびる・第一党へ50議席うかがう

自民40議席割れの恐れ・瀬戸際の攻防

共産猛追・議案提出権11議席うかがうか



以下は投票率について触れてあと、各政党の状況についてもう少しかんがえてみたい。



~投票率は上昇か?~

想定する投票率:50~55%

期日前投票は50%増加だ。当日投票がこの通り伸びるわけではないのだが、投票率の増加はほぼ間違いないとみる。50%以上になるのではないだろうか。さすがに60%は厳しいと思っているのだけど。

期日前投票の増加だけではなく、世論調査でも関心を示す割合が増えたというのでなお上昇が見込まれよう。本当は有権者としての権利行使なのだから、6割ではなく、7~8割いって欲しいのだけれども。


~政党ごとの詳細~


都民ファースト

予想レンジ:42~47~52

ここからは、JXの最終調査(以下単に最終調査)を加味してかんがえる。

JXの最終調査では都民32→44と大きく伸びた。もちろん得票率としていきなり1.3倍になるというわけではないのだが、さらに他の政党を突き放している展開といえる。

したがって、都民だけで200万票以上を獲得する可能性が高い。直近の2016年参議院選挙比例代表で自民党が獲得した213万票前後に迫る勢いになっている可能性も。

現状では、第一党はほぼ間違えないだろう。最低ラインは42議席を見込んでいる。23区内の一部では定数全てを都民または都民と公明で独占して自民が1人も当選しないというケースが出てきそうである。当日の投票率によってはさらに得票率を伸ばして50議席を伺う可能性もある。このままの勢いを維持できるかがポイントだ。


公明

予想:全員当選=23

全員当選をほぼ手中に収めつつある。票割りが失敗していなければ大丈夫だろう。

ある程度支持が集まっているのであれば90万票以上になる可能性もあるのだろうか?


自民

予想レンジ31~41~49

当初予想から-3議席の41議席となった。都民がさらに突き放しているため、失う可能性のある議席が出てきた他、無党派層の状況からして共産から逆転する選挙区が一部出そうだということがその変更要因である。最終調査では支持率横ばいのため、得票が特段に減ることはないと思うが、伸びることもない。

とはいえ、ギリギリ40議席を維持する可能性がある。最後まで手堅くまとめきれるかが議席を死守する鍵になるであろう。得票は180万前後を予想するが、投票率も上がるため、前回都議選の163万票を下回ると相当危ない橋を渡ることになるかも知れない。そのために最後まで諦めない粘り強さが求められている。


共産

予想レンジ:6~10~17

共産は6議席を固めている。8議席も恐らく大丈夫だろう。5人以上の区で議席の目処が立っている箇所が出てきている。あとは、自民党との接戦区だ。最終調査を見ると、支持率が終盤になって上昇してきた。これが得票に結びつくかどうかが分かれ目になる。当初は70万票と予想していたが、80万票台にのせてくる可能性が出てきた。

得票数は前回の61万票より増えると思うが、当選のボーダーは上がるので議席は減ってしまう。しかし、これから上積みする議席は自民党を破ってのものになるのでその価値は別格といえるのかもしれない。

自民と共産の最後の1議席を巡る攻防がいよいよ面白くなってきた。足立区は、共産がやや先行しているとみるが、後は横一線か自民がわずかにリードしているはずだ。順当に行けば自民が共産に敗れる展開は多くないはずなのだが、わずかなリードがどうなるのか楽しみである。


民進

予想レンジ1~2~6

民進も一部選挙区で猛追している。自民または公明を落選させての議席獲得の可能性が出てきているようである。得票は前回並みを見込んでいる。また、生活ネットワークも議席獲得は濃厚だ。

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