選挙クラスタのお時間である。早速2月4日の名護市長選の予想だ。
予想:稲嶺・渡具知横一線
概要:名護市長選は、基地移設が争点となり、現職と新人の2人が横一線のつばぜり合いとなっており、予断を許さない展開とみる。
さて、どうしてそういう予想になるのかということをつらつらと。
基本的にはこの週末が調査対象期間だった大手報道機関の情勢調査によった。
いくつか照らし合わせていくと、
政党支持率について
・自民党の支持率は2割余り
・公明党は5%程度
・立憲民主党が1割強
・共産・社民・社大が一定の勢力を持っている
・維新・希望はあわせて5%に満たない
候補への支持状況
・自民党:新人に8~9割程度
・公明党:調査によっては推薦した新人ではなく、現職に最大3割流れている
・共産・社民・社大:現職に8~9割程度
・立憲民主:調査によって7~8割程度が現職・1~3割程度新人
・維新:新人を支持
以上のような感じである。
なお無党派については6割程度が現職で残りが新人への支持と読めそう。内閣支持率も低めで、国政与党の地盤は相変わらず弱めである(とはいえそれなりだが)。逆に沖縄県知事への支持率は堅調である。
合算すると
現職・稲嶺40ポイント台後半
新人・渡具知40ポイント台中盤をうかがう
ということで数字だけ見れば、稲嶺がリードしているように見えるが、数ポイントなので誤差の範囲である。もちろん厳密には報道機関の入手している生数字はわからないので程度は何ともいえないが、稲嶺が数字上リードしているのはどの調査でも一致している。
そうすると、やっぱり稲嶺かと思われるが、まだ即断する段階ではない。
公明・希望を新人支持で固めきると数ポイント差は解消されるとみられる。また、立民の支持層が3割あるいはそれ以上さらに流れた場合は、新人に逆転当確が見えてくる。特に前者は選挙一般の事例を当てはめると可能性が高い(=差がほとんどない)。
ただ、2割程度が投票先を決めていない他、政治状況によっては情勢が傾く可能性もある(その限りでは現職が再度突き放す可能性もある)。稲嶺が逃げ切るか、渡具知逆転当確かまだまだ目が離せない。
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